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ライヴレポート スタンダードショーフォーエバー「THE・SWING」
2002年10月13日 東京都世田谷区 玉川区民会館
 
   玉川区民会館でのライヴも恒例になりつつあるんでしょうか? 昨年に続いて、ザ・サスクハナをともなわない、正之先生1人のライヴです。

物販リスト(コンサート当日、会場で売っていたものです)
 ・パンフレット(ライヴ刊山本朝廷 Vol.25付き)
 ・パンフレット(ライヴ刊山本朝廷 Vol.24付き)
 開場での物販はしてはならないといわれたらしく(前回使用したときはできたのに…)、パンフレットとしての販売でした。ちなみにパンフレットは紙一枚です。

 以下、演奏曲目と、その日のちょっとしたエピソードなどです。
 曲目の下の「〜」で始まる行には、その曲の収録されているCDや、アニメ等で用いられた曲であればそのアニメのタイトルを書いてみました。ライヴ再現MD(笑)などを作成する時にご活用ください。

1:メドレー
 (燃えよドラゴンズ!〜うぐいすだにミュージックホール〜ひらけ!チューリップ〜タイムボカン〜やぁ。〜Jijy〜燃えよドラゴンズ!)
 今回のメドレーは正之ヒット曲シリーズ。山本正之が今まで放ってきたヒット曲のメドレーです。コーラスを入れる曲が少なくて、ちょっと残念でしたが、珍しいメドレーですね。
 最初の燃えよドラゴンズは1番:高木、2番:谷木、3番:谷沢、4番:マーチンの1974年版(?)で、最後のは1番:井端、2番:荒木、3番:福留、4番:立浪の2002年版(?)でした。
 やぁ。のセリフの部分は会場で言ったんですけど、「アイドル歌手楽屋で…」の後の「やぁ〜」の部分は、「男が言うな!」と怒られてました(笑)

2:人妻セレナーデ
 〜 アルバム「山本正之'89 少年の夢は生きている」(ただし収録されているのはショートヴァージョン)
 (渋い役者編〜仲の良い声優編〜お相撲編〜歴代日本人ノーベル賞受賞者編〜寅さん編〜???編)
 恒例の人妻セレナーデ。最後にやったのが何編だったのか、失念してしまいました。情報求む!
 歴代日本人ノーベル賞受賞者編は、さっそく今回の受賞者の方々もラインナップ。というか、今回の受賞者がいたから作ったのか。

3:ああ大和朝廷
 〜 CD未収録
 ”儀式”ラッシュの第一弾は、やはり「ひれ伏し」です。今回はじめてライヴにご一緒した友人がいたんですが、これについての感想は聞けてません。うーん。

4:私のカレは隠れ切支丹
 〜 アルバム「あああがらがらどんどんどん」
 儀式第二弾は「拝み」。前線のときに、現職のお坊さんに拝まれたことを言ってました。拝み方が、他の方とは一味違ったそうですよ。

5:おお真光
 〜 CD未収録
 儀式第三段「手かざし」。この歌、とっても格好良くて好きなんですけど、まぁ間違いなくCDにはなりませんね…。
 「会場の中に本当に真光の方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。」とおっしゃってましたが、真光の人は駅前の掃除とかをしてくれてるので(JR五反田駅とか)、きっといい人たちです。許してくれますでしょ(笑)

6:正調パトリオット音頭
 〜 アルバム「あああがらがらどんどんどん」
 歌詞は現代の世界情勢版に変更されています。何でも、ライヴ当日の朝に作ったんだとか。

7:バイバイハイジャック
 〜 CD未収録
 よど号ハイジャック犯を歌った歌です。ちょうど近々彼らの一部が帰国するらしいですけど、それについてはライヴ中では触れていなかったと思います。マーチンの綺麗な音色で「よ〜ど号〜」はちょっと微妙でした。

8:一騎打ち!川中島ブルース
 〜 アルバム「山本正之'99 女神の自由」
 北朝鮮というと、なぜか思い出してしまう新潟県…と、やや強引なつなぎで川中島ブルース。ぼくが思い出すのは富山ですかね。
 「ああああー(わわわわー)川中島は 永遠に(わわわわー)ひきーわけだー」と、「わわわわ」のコーラスを会場で行いました。ちゃんと揃ったのは三番だけでしたけど。(いや、確かに難しいですよね。入るタイミング)

9:大嘘忠臣蔵
 〜 アルバム「鐘ノネ響キテ」
 「前は歴史もののスタンダードと言えば大化改新かと思っていたけど、最近は忠臣蔵だな」とおっしゃって、大嘘忠臣蔵。ぼくも大好きな楽曲です。でも、大化改新も久しぶりに聞きたかったなあ。今度、藤原いくろう氏が一緒にいるときにやって欲しいです。

10:天山草原騎馬少女
 〜 アルバム「COLORS」
 珍しくライヴで美少女もの。掛け声の意味を教えていただきました。えーっと、リンゴとブドウとオレンジと…何かを持って、明日の朝南へ旅立とう、みたいな意味だったんですけど、ちゃんとは覚えてないや。モンゴルの言葉だそうですよ。

11:嗚呼!逆転王
 〜 アニメ「逆転イッパツマン」
 ライヴ版の逆転王は、CD収録版とは一味も二味も違います。スローなテンポから入ってギターをかき鳴らし、2番になると一転速いペースに。ラストでまたスローになるという、何とも格好いいヴァージョン。最近何度か聴いてますし、新しい正之アニメソングのスタンダードになりつつあるみたいです。

*:逆転イッパツマンのうた
 〜 アニメ「逆転イッパツマン」
 逆転王をやったら、つい予定にない曲がやりたくなっちゃったそうで、イッパツマンです。イッパツマンの歌は気持ちよくコーラスを入れられるので、ぼくも、きっと会場のみなさまも大満足だったと思います。やっぱり、一度くらいはお決まりのコーラスを入れたいですしね。

12:雷魚
 〜 アルバム「アノ世ノ果テ」
 正之先生とその奥さんは実家が近いんだそうです。で、あるとき「野犬は恐かったねー」というような話をしていたら、奥さんが、「でも、雷魚はたいしたことなかった」と言われて(どういう流れで雷魚が出てきたのかは非常に疑問の残るところですが)、それがきっかけでこの楽曲が誕生したんだそうです。
 実際の雷魚というのは体長が大きくて獰猛で、カエルやエビ時には鳥やけものなんかも襲っちゃう、強い淡水魚です。食べられることは食べられます(東南アジアでは貴重な蛋白源なそうな)が、寄生虫がいるので生で食べることは避けた方が良いでしょう。…なんて話をどうしてしているのかというと、ライヴで正之先生が「雷魚って食べられるの?」と会場に聞いてらしたからです。その場でどなたかが同じようなことをおっしゃってましたけどね。

13:田舎
 〜 アルバム「オールディーズナイト」
 ずっと実家暮らしのぼくに実感は湧かないんですが、長期休暇で実家に帰った大学の友達とかが「東京に帰るのは○日頃…」って言っていたのには軽い違和感を覚えました。君は今、家に「戻って」るんじゃないのか?って。そうかあ。そういう感覚かなあ?

14:飯田線のバラード
 〜 アルバム「あああがらがらどんどんどん」、アニメ「究極超人あ〜る」
 スタンダード中のスタンダードといえるこの曲ですが、今回は珍しくステージ上での飯田線。もちろん電車座りはなし。「一応、歌詞カード見ます」といって、歌詞カードを見ながら歌ってました。

15:女神の自由
 〜 アルバム「山本正之'99 女神の自由」
 何となくさらりと流してしまってたんですが、この曲の4番の歌詞。「初めにピンクの…」「その次に赤いシルクの…」「それからビリジャンの…」「そして樹木の…」というのは、劇団山本正之プレゼンツのお芝居の話。ぼくもちゃんと見たのはSTRANGERだけなんですけどね。游ぎつづけてビリジャン、そよ子のスタイルブックはCDで持ってますけど。

16:泣き男SUBWAY
 〜 CD未収録
 ニューヨークものでアニーとか、ブルックリンとかは前線で散々やったんで、今日はスタンダードじゃないかもしれないけど泣き男SUBWAYを。だそうです。泣き男SUBWAYは久しぶり…というか、二度目でした。

17:CHICAGO
 〜 アルバム「山本正之'89 少年の夢は生きている」
 ニューヨークもののつながりでCHICAGO。…ところでシカゴってどこにあるんでしたっけ?アメリカよねえ?

18:都市浮上
 〜 CD未収録
 前回の都市浮上は、実は未完成な部分を残していて、納得がいっていなかったんだそうです。それを全面的に手を入れて、自信を持って演奏できる形にしてきたと、「完成版」都市浮上を演奏。

19:空の探偵
 〜 アルバム「マサユキ天国」
 ぼくの大好きな曲ですが、ライヴでやっていだけたのは本当に久しぶり。良かったです!つい口ずさんじゃいそうになりました。

20:ボクの夏
 〜 アルバム「山本正之'88」
 進行が若干早く進んでいたので、予定にない曲「ボクの夏」。これも定番中の定番ですね。

21:綺麗
 〜 アルバム「才能の宝庫」
 今回の「ラスト」の曲は綺麗。これもCD収録版とライヴ版で違う曲ですね。最後の方で歌詞の意味がつながらなくなるのは、あそこが他の正之哲学ソングのメドレーっぽくなっているからです。

アンコール:未来座流星群
 〜 CD未収録
 前回の7月のライヴで発表された新曲がさっそくスタンダードショーに仲間入りです。

アンコール:少年の夢は生きている
 〜 アルバム「山本正之'89」「あああがらがらどんどんどん」
 これなくして正之ライヴはありえないというくらい定番の、少夢。前線や朝日生命で好評だった、少夢〜空を弾く少年の連続演奏があるかと期待していたんですが、今日は本来のスタンダード、少夢のみ。
 最初、完全に正之先生1人で歌う、という話だったんですが、「やっぱり、少年の夢は生きている〜の部分は一緒に歌おうか」ということで、サビの部分だけ会場との合唱でした。合唱、気持ち良いなあ。

アンコール:うがたある
 〜 アルバム「マサユキ天国」
 最後のハーモニカを持ってのアカペラはうたがある。これもスタンダードショーの定番ですね。


 二度目の玉川区民会館でしたが、ここはどうにもうにも椅子が硬くて、横にも縦にもスペースが狭い。3時間のライヴを堪能し終えた頃には、腰とかお尻とかが痛くなってしまいました。
 「スタンダード」ショーという割にはマニアックな内容&選曲だった気もします。むしろ儀式ショーだったような…。今回正之ライヴは初めて!という知り合いが2人いたんですが、この濃ゆい儀式も乗り越えて、楽しんでいただけたようで、良かったです。次は年末リクエストショーでその値段に…。新進マサユキストたちが、真性マサユキストになれる日を、楽しみにしたいものです。

 すごく余談なんでどこに書こうか迷ってしまったんですが、面白いエピソードだったので追記しておきます。
 いくちゃん(藤原いくろう氏)は今、正之先生に借金があるんですって。…1000円。 というのも、いくちゃんには正之先生にお金を借りると仕事が入ってくるっていうジンクスがあるんだそうなんです。
「先生、最近仕事がなくなってきちゃったんで、お金を貸してくださーい」
(なんか、文章的には何の違和感もない文章だなあ…)といって1000円借りていってすぐに、YOSHIKIのバックでピアノを弾く仕事が入ってきたとか。面白いジンクスってあるんですねえ。

- 2002.10.14 -

 
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