それはともかく、年末恒例リクエストショウです。毎回どうしても土日に参加希望が集中してしまうのを考慮して、それ以外の平日には「スペシャルサービス」が用意されている、とのことで、毎日が日曜日状態の学生の身分を活かして、平日に参加です。
　「すぺしゃるさ〜びすとはいかなるものぞ」と期待に胸を躍らせ、いざ会場へ。
　入口をくぐると、普段リクエストショウでは販売しない「ライヴ刊」が、亀山哲彦氏の手で販売されていました。もしかして、これがスペシャルサービス？　と思いつつ、迷わず購入し客席に入ると、いつも通り出席取りが行われていました。
　先生はぼくの顔を見ると「やあ○○（ナナシの本名）くんじゃないか」（感激ｖ）。これは３年か４年ほど前、リクエストショウの参加希望ハガキに、「いつか顔を見ただけで『やあ、○○じゃないか』と言われるようになりたいな」と書いて以降、お顔を合わせるたびに先生が仰ってくださる、ありがたいお約束です（笑）。

　人数は揃ってきたものの、開演にはまだ早い。そんな頃に「そうだ。2000年の２月２２日に『うぐいすいだにミュージックホール２０００』を売り出す予定なんだ」と、笑福亭鶴光のヴォーカルのテープを流してくださいました。もしかして、これこそがスペシャルサービス？？

　開演時間の６時半になると、リクエストショウの説明が司会のとまとあきさんから。

• これから、山本正之ゆかりの品々のオークションがあり、それを競り落とした人が曲を１曲リクエストできる。
• リクエスト出来る曲は、山本正之が作詞ないし作曲を手がけた曲。
• 全１２曲（予定）のうち、前半６曲は７分以内、後半６曲も１０分以内のものであること。
• リクエスト曲を選ぶ際は、普段の山本正之コンサートの曲順を思い浮かべて、それに沿った曲をリクエストしてくれると・・・いいなあ（笑）
• なお、「やあ」と「やあ２」はたくさんの人が揃って歌わないと面白くないので、リクエストしないでｖ

「さて、そこで平日限定のスペシャルサービスなんですが・・・」
とまとさんからの説明が終わった時点で、先生が口を開きました。ちなみに、予想外に参加人数が集まらなかったため、予定されていた１６日が中止になり、スペシャルサービスは今日一日のみ、との話も伺いました。
「スペシャルサービスのうた、という歌を作ってきました」
会場から、笑い声と拍手。
「このうたは今日歌ったら最後、もう二度と歌いません」
「先生、来年以降のリクエストショウでリクエストするのもダメですか？」
「ダメです（笑）」
なんてやり取りの後に歌い出した「スペシャルサービスのうた」とは、なんと！
当日の参加者（８０人くらいかな？）全員の名前を歌い上げる、というものでした！！
　ブルースあり、ヒーローあり、演歌ありと、さまざまな山本正之テイストで味付けされていて、名前を歌い上げるだけの部分も決して単調にならず、楽しめました。そしてなにより、自分の名前が山本節の中に組み込まれるという、えもいわれぬ感動を味合わせていただきました。
　ぼくの名前の部分は、ちょうど力のこもった歌い方をする部分にありまして、会場から若干の笑い声が。…名前で笑われたのなんて、初めてだ（笑）

１曲目・・・
・会場内のどこでも、山本正之とツーショット写真が撮れる権利。
・「輝けライトマン」
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