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シリーズ連載
MASAと歩くニューヨーク2002ツアー 参加日記
ニューヨークこい物語
(2002年11月12日〜17日 東京・ニューヨーク)
No.01 出発前日の準備不足

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 この日記は、ななしが「MASAと歩くニューヨーク2002ツアー」に参加した際の出来事、想い出を、ななしの視点で記したものです。どちらかとういうと自分のための記録といった色が強く、ニューヨークツアーの詳細を知りたいとか、山本正之に関するより深い情報が知りたい、という方にはあまり適当でないものかもしれませんが、ご了承ください。
 なお日記は、当日ないしその翌日にメモ帳に手書きしたものをタイピングしなおしたものです。先を読むと情報が訂正されることもありますので、ご注意ください。

 特にここらへんの日記は、出発前日の話なので、本当に正之先生に関係ありません…。


2002年11月12日(Tokyo)
 …今、日付を書いて思い出したが、今日は大学時代の友人の誕生日だ。Happy BirthDay! to my friend!
 そんなことはさておき、圧倒的な準備不足。ニューヨークへの出発は明日だというのに、まだ一品も荷づめをしていない。…それどころかトランクを出してすらいない。前日(11月11日)が期日の仕事のせいで土日は出勤だったとはいえ、これはまずい。日曜出勤の代休を(半ば強引に)もらって、準備に充てる。

 午前9時30分(当然日本時間)。さっそく会社から電話が入るが、電話口の説明だけでなんとかなりそう。
「じゃあ気をつけていってきて」
と、明るい語調で言われて電話を切る。
 さて荷づめだ。幸い、トラベル用品の一部は10日前に購入している。インターネットの海外旅行のページで調べた荷物リストと見比べてみると、新たに買い足さなくてはいけないものはなさそうだ。よかった。
 唯一手に入れなくてはならないのはUSドル。やはりインターネットで調べてみたところ(インターネットってのはホントに便利だ)、両替は日本国内で済ませておいた方が良いらしい。更にいうと銀行よりも郵便局の方が手数料が安く済むらしい(実際に郵便局と、その近くにあった三井住友銀行を比べてみたが、値段に差はなかった)。午前中に…とか思っていたのだが、何だかんだで正午近くになってしまった。お昼休みの時間を避け、ギリギリ12時前に郵便局へ赴く。
 1ドルは約122円で売っていた。ちなみに買取価格は116円。今朝見た新聞によるとレートは約120円だったから、1ドル当たり2円の手数料という計算になる。5万円分を目安にして、1ドル、5ドル、10ドル、20ドルの札を、あわせて430ドル購入。ちょっとした札束になった。…けど、なんだかおもちゃみたい。お金という感じがちっともしない。人生ゲームで使うお金みたいだ(そりゃそうか?)。
 郵便局へ行ったついでに往復葉書を購入して、年末リクエストショーの申込みをする。しかしこの案内葉書、11日に着いたんだけど、NYツアー参加者はギリギリなんじゃないだろうか。まぁNYまで行っちゃうような人はギリギリでも大丈夫なのか。
 さらについでに昼食も済ませて(That's日本食!ラーメンだ)帰宅。持っていく荷物を並べだした。


 土日に出勤だったのはある意味ラッキーだったと思っている。代休が取れれば平日に休みが取れる。平日に自由に動けることは珍しいのだ。おかげでスムーズにドルへの両替もできた。長いことしていなかった、銀行の通帳記入もできた。支出金額を見て思う。…何にこんなに使ったんだろうなあ…?

- 2002.11.13 -

 
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