この日記は、ななしが「MASAと歩くニューヨーク2002ツアー」に参加した際の出来事、想い出を、ななしの視点で記したものです。どちらかとういうとななしの備忘録といった色が強く、ニューヨークツアーの詳細を知りたいとか、山本正之に関するより深い情報が知りたい、という方にはあまり適当でないものかもしれませんが、ご了承ください。
なお日記は、当日ないしその翌日にメモ帳に手書きしたものをタイピングしなおしたものです。先を読むと情報が訂正されることもありますので、ご注意ください。
2002年11月14日(NewYork)
移民資料館を見学した後、再びマンハッタン島へ戻る。小腹が減ったので、フェリー乗り場の近くのホットドック屋でホットドックを買ったが、いまいち(主に店主の態度が)。そこで先生が、NYでもっとも気に入っているハンバーガー屋さんの一つに連れて行ってくれるということに!ただそこは、ブルックリン。団体で観光客が行くのはちょっと危ない…んだそうだ。聞いた話だと。
と、地下鉄でブルックリンに向かう前に寄ったのは、ピア17(17番埠頭。ここの名称は、後から調べました。)のすぐ近くにあるフルトンストリート。ここはアルバム「桃の花」に収録されている「港ストリート」が収録された場所。
「ここでこうやって(と、ジェスチュア)歌ってたんだよー」と先生が言うと、
「へぇー」と一同。
「あれ?違った。こっちだ。」
と、見事にすかされてしまった。
埠頭でちょっとだけ一休みして、地下鉄でブルックリンへ。
Brooklyn, that's Brooklyn. No,Brooklyn is over "HERE"!(もちろん、歌ではThere)等と歌いながら、黒人ばかりの街を歩く。道の広いアメ横みたいな雰囲気だ。フルトンストリートモールを通って、目的のハンバーガー屋へ。
ファルークみたいなおっさんが、でっかい肉を焼いている。その肉とトマトとレタスだけをはさんだハンバーガーは、過度な味付けがなくておいしい。日本で食べるのとはずいぶんと違う、きっとRealなハンバーガーなんだろう、とか思ってみたりした。
帰りは地下鉄ではなく、徒歩でブルックリンブリッジを渡ってマンハッタンへ。よく、NYを紹介する映像やなんかで映される橋だ。橋を渡る途中、リバティ島で見かけた日本人のカップルとすれ違った。リバティ島でやっていたのと同じように、彼氏が三脚を使って彼女の写真を撮っている。彼らはきっと、マンハッタン側から橋に入って、真ん中あたりで引き返すんだろう。ハンバーガーを食べるためだけに(マサユキスト的には、歌に出てくる場所を見るという目的もあるが)ブルックリンへ行く人もあるまい。ガイドブックによっては、「黒人街のブルックリンは危険だから行くな」とも書いてある。そういえばブルックリンで、日本人らしき人は見かけなかった。白人も数えるほどしか見ていない。正之先生に聞いてみると、さっき通った大通りはまず安全だが、少し裏に入ると、もしかしたら危ないとのこと。なるほど、ちょっと貴重な体験をしてしまった。
また間があいてしまったんで、そろそろ記憶が限界。メモだけだと抜けている話があったりしたんで、地名とかはちょっとカンニングしながらやってます。
- 2003.02.11 -
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