●               ●  
 
シリーズ連載
MASAと歩くニューヨーク2002ツアー 参加日記
ニューヨークこい物語
(2002年11月12日〜17日 東京・ニューヨーク)
ニューヨークこい物語No.08 イタリア〜中国〜ニューヨーク

<<Prev  Index  Next>>

 
 

 この日記は、ななしが「MASAと歩くニューヨーク2002ツアー」に参加した際の出来事、想い出を、ななしの視点で記したものです。どちらかとういうとななしの備忘録といった色が強く、ニューヨークツアーの詳細を知りたいとか、山本正之に関するより深い情報が知りたい、という方にはあまり適当でないものかもしれませんが、ご了承ください。
 なお日記は、当日ないしその翌日にメモ帳に手書きしたものをタイピングしなおしたものです。先を読むと情報が訂正されることもありますので、ご注意ください。


2002年11月14日(NewYork)
 再び地下鉄に乗って、…と、乗る前に電気屋さんでお買い物。何でもここらへんに、東京で言う秋葉原の小さいみたいな場所があるんだそうな。いわゆる電気屋街なんだけど。
 ここらへんで気が付いたんだが、NYには物乞いがいる。日本にもいるが、NYの方が多くいるような気がする。戦争で足を失った(というふれこみで?)車椅子に乗って、硬貨の入ったプラスチックの器をジャラジャラと振っている。本気で心配しているのかサクラなのか、女性が「本当にかわいそう」といった雰囲気で、話を聞いたり声をあげたりしている。

 …まぁ物乞いの話はいいとして、再び地下鉄に乗って今度はチャイナタウンへ。当然かもしれないが、横浜の中華街とは全然違う。中華街よりももっと生活に根付いた感じだ。レストランばかりではないし、建物も変に中華風になってはいない。
 チャイナタウンから角一つ曲がるとリトルイタリー。イタリア人街だ。パスタ屋が建ち並んで、どこかイタリア風だなあと思っていたら、すべての街灯や柱に、イタリア国旗の三色がペイントされていた。これじゃイタリア風に感じるわけだ。
 チャイナタウンとリトルイタリーは明確に分かれているわけではない。漢字の看板とイタリア語であろう文字の書かれた看板が隣り合っていたり、一つの建物の半分がチャイナ、半分がイタリーということもある。中華小物とイタリア小物が並んで売られているのは、何となく奇妙な気分がした。
 リトルイタリーに入ったあたりで喫茶店に入り、コーヒーをコンダクターの阿部さんにご馳走になる。ここはNYでは珍しい、タバコの吸えるお店。…とはいっても、一行でタバコを吸うのは、阿部さんだけなんだけど…。
 リトルイタリーから歩みを進めてSOHOへ。SOHOとは「South of Houston」の略で、Houston Streetの南部、という意味だとか。ブティック等の集まるファッションの街だ。「Dean & Deluca」という自然志向の高級スーパーみたいなところで、ちょっと自由時間。アメリカの食材を楽しんできた。ちなみにこのお店は来年…ってそのころ来年っていってたってことはもう今年か。今年、青山だかにも支店がオープンする予定だとか(というメモでしたが、青山ではなくて、東京丸の内にできたんだとか。予定が変更になったみたいですね。青山にできるらしいと教えてくださった方から教えていただきました)。ちなみに読みは「ディーンアンドデルーカ」。正之先生はきちんと、お店の人に確認したんだそうです。なんでも、創設者二人の名前を取ったものだとか。

 以前、正之先生が借りた部屋(のある建物)や、「ここらへんに天野喜孝が住んでる」という地域なんかを見て回った後は、一度ホテルに帰って、約一時間の休憩タイム。その間に先生と阿部さんが、今晩観るミュージカルのチケットを買いにいってくれる。当日に並んで買えば、きちんと前々から予約を取って買うのの半分とかそれ以下のお値段で手に入れられるそうだ。もちろん人気がある公演ならチケットが手に入らないこともあったりするんだろうが、特に演目を限定せずに、ただ「ミュージカル」を見に行くんだったらこの手段の方がいいかもしれない。


 ずいぶんと間を開けていたら、何人かの方から催促をいただきました。ありがたいことです。本当にありがたいことです。お待たせしてすいませんでした。
 それとは別に、今回の話はサブタイトルに困りました。ただひたすら歩いてるだけだものなあ。

- 2003.06.19 -

 
  <<Prev  Index  Next>>